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MacBookのMag Safeコネクタを絶縁させ充電を止め給電だけで使用できるか検証してみる

MacBookユーザーであれば悩んでいる方も多いと思われるバッテリーの膨張問題、もちろん私も例外ではなくこの問題には頭を抱えています。特に2009以降のMacBook Proともなれば底面全てのネジを外さなければバッテリーにアクセス出来ないという始末の悪さ。

macbookpro2

そんな最中、最近、MacBookのMagSafeコネクタの一部を絶縁させ、充電機能を停止状態に給電として使う方法がネット上でチラホラ目にします。これは理論上は理にかなっている事で、バッテリーは充電と放電を繰り返すことによって寿命が縮まる原理なのだから、充電させずに使えば必然的にバッテリーが長持ちするという理論です。


そもそも普段はバッテリーを抜いて使えばいいんじゃない?という素朴な疑問

と疑問を持つ方も多いと思います。ノートPCを使っている方でACアダプタで接続している場合は、バッテリーを抜いているという方も少くないことでしょう・・・現に、いろいろなメーカーでAC使用時はバッテリーを外して使う事を推奨しているのも事実です。

しかし、Apple社では逆なのです。以下、Appleで公式に表明されている見解です。

MacBook および MacBook Pro:AC アダプタ使用時にバッテリーが取り外されるとプロセッサの速度が抑制される


MacBook や MacBook Pro からバッテリーを取り外すと、プロセッサの速度が自動的に抑制されます。これにより、AC アダプタのみから供給される電力では十分でない場合に、システムが終了してしまうことを防止します。


Apple公式サポート

との事ですが、どうもいまいち納得がいかなかったので、MacBook(アルミニウム)MB467J/Aをベンチマークソフト『CINEBENCH R10』で計測してみました。

 バッテリーを装着した状態でのAC接続の場合 → 4279
 バッテリーを抜いた状態でのAC接続の場合  → 3421

最大負荷をかけ、何度か計測してみましたところ、ほぼ同じ数値が計測され、バッテリーを抜いた状態ではCPU性能が約80%以下に制限されてしまう事がわかりました。※当方環境下


電源(Mag Safe)コネクタを絶縁させ充電を止め、給電だけをさせてみる

バッテリー抜きでの使用がパフォーマンスを低下させる事がわかりましたので、今度はMag Safeコネクタの一部のピンを絶縁させるという粗療法を検証してみたいと思います。

  ※ここからの記載は、元祖Mag Safeでの検証であって新Mag Safe2は未検証です。

Mag Safe

絶縁と言ってもさほど難しい事ではなく、上図のようにバッテリーを充電する為の回路である真ん中の3番ピンに電気を流さないようにすればいいだけです。

とりあえず実験という事で、ここではビニルテープをピンに貼り絶縁させてみたいと思いますが、ここで問題なのはPC側と電源側のどちらを絶縁するかという事になります。

作業性から言えばPC側のほうが作業はしやすいと思います。あくまで仮ですので、今回はPC側を選択してビニルテープを貼ってみましたのが以下の感じとなります。(クリック拡大)

DSC_0649


上から見るとこんな感じ(※ わかりやすくする為、テープを丸出しにしています)

DSC_0650


本当に充電しないで給電されているのか?

Mac OS X上で確認すると確かに充電動作が行われていないのがわかります。

DSC_0652


念のため、BootCamp 上にあるWindows7を起動させて確認をしてみかしたが、こちらでも充電動作は行われず給電のみのようです。

DSC_0656


CPUパフォーマンスは100%発揮出来ているのかを計測してみる

ここでひとつ気になるのは、前項での触れたように『AC アダプタ使用時にバッテリーが取り外されるとプロセッサの速度が抑制される』という事は、もしかしたら今回行った絶縁という行為はPC側から見るとバッテリーが取り外されるという解釈にはならないだろうか?という素朴な疑問です。

もし、PC側でそのような解釈をされてしまうとCPUパフォーマンスは先のテストのようにダウンしてしまいますので、先に使用した『CINEBENCH R10』で再び計測してみました。

  1回目 4275  2回目 4277  3回目 4272  4回目 4272  5回目 4280

という計測結果となり、以上の結果から多少のバラつきはあるもののPC側では特にバッテリーが装着されていない等の誤認識も無く、バッテリー装着時の正常パフォーマンスが得られました。


実は少しずつ充電がされてしまっていた?

今まで行なってきた検証で、Mag Safeコネクタを絶縁させ充電を止め給電だけで動作させる事に成功したかのように思えたのですが、実はこの状態で数時間使用してみて気づいた点があります。それは、私の環境では1時間あたり1%程度とわずかながら充電がされてしまっています。

ビニルテープというあまりに粗末な素材を使いテストを行ったせいか、完全な絶縁環境が出来ていないとも考えられますので、次回は完全に絶縁が出来る素材を使用して、もう一度検証してみたいと思います。


最後に・・・

今回記事にした検証は、あくまでも私個人の興味で行った検証であって、決してコネクタピンを絶縁させ給電だけで使用出来る事を保証するものではありません。

また、充電を回避し長時間給電させるという行為はACアダプタにも通常以上の負担がかかり、それに伴いACの発熱も大きくなります。

同作業に対し、何か問題が生じても自己責任という事を充分にご理解下さい。


CINEBENCH R10 Download
 



MacBook Pro 13.3
MD102JA


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