about

sogo  
fukidasi

  social

Count per Day

  • 2278現在の記事:
  • 435今日の閲覧数:
  • 4現在オンライン中の人数:

HTML文法は本当に順守すべきなのか?という疑問

HTML文法という単語を聞いたことはありますか?

これは、HTMLを使い文字を構成しWeb上に公開するためには一定の決まりごとがあるという事です。

もっと噛み砕いて言えば、作文を書くときに「、。」等の句読点を付ける場合、むやみやたらな場所にこれらを使う方はいないでしょう・・・・

それと同じ事がWebの世界には存在するのです。

その為に定められた決まりごとが文法となり、それに従い作成された言語群が構文という事になります。

しかし、私的には本当に文法通りに記述しなければいけないのか?という疑念を抱いているのです。


目次


1. HTML文法をチェックできるサイト

2. HTML文法に対する見解の相違

3. 大手ポータルサイトを覗いてみる

4. SEO的観点から考える

5. 実例による矛盾

6. まとめ


1-1. HTML文法をチェックできるサイト


そもそもHTML文法とは、Webで利用される技術の標準化を計る為に、WWW技術に関わりの深い企業、大学・研究所、個人などが集まって発足した機関がW3Cとなります。つまり、HTML文法はW3Cで定められたものが基準とされているわけで、そのW3Cが運営しているチェックツールがあるので自分のサイトのHTMLで築いた構文を簡単に調べる事ができます。

緑が合格点で赤はエラーがあるということになります。エラーがなく合格点(100点満点?)になれば、あの輝かしいW3Cエンブレムを自分のサイトに貼りつける為のタグコードを発行してもらえます。

W3C HTMLチェッカー


W3Cのチェックツールよりも少し基準が厳しいですが、日本語で細かな修正点などを明確に表示してくれるので使いやすいチェックツールが、こちらです。私もこちらでチャックしています。


 HTML構文チェック gateway

どちらも調べたいURLを入れるだけで瞬時に診断してくれますが、細かな設定が出来る点からすると、日本人でしたら断然gatewayのほうが使いやすいと思います。


さて、このツールで診断された残念な?結果に対してどう向き合っていくかを以降で説明していきます。



2-1. HTML文法に対する見解の相違






HTML文法に対する考え方も人それぞれ違うようで、法を守って表現を犠牲にするか、表現を第一優先と考え、表示に支障のない程度の法をある程度無視するかの二局に分かれるようです。

私はどちらかと言えば後者のほうにあたると思います。

誤解を招く言い方になるかもしれませんが、たとえば制限速度50キロの道路があったとします。
その道路を通行する際に、ほとんどの自動車が60キロで走行していて、いわゆる速度違反となるのですが、交通の流れ的にはきわめてスムーズに流れていると仮定します。そこに法律厳守主義者の自動車が制限速度内でもある40キロで走行したとすれば・・・・結果は一目瞭然ですが、そこを基点に渋滞が生じてしまいます。

おそらくほとんどの人は、その光景を目の当たりにすれば法律を順守しているドライバーに対し、「なんて機転のきかない奴なんだ・・・状況を考えろ!」って叫ぶと思います。

この自動車に置き換えた例えと、HTMLの文法を結びつけて考えること自体に無理があると思われるでしょうが、私はWebの世界にもこのようなことは頻繁に起こっている日常茶飯事な事のひとつではないかと思いますし、どこか意味こそ違えど共通する部分があるのではないかと考えています。


もっとわかりやすく言いますと、定められた文法どおりにHTML言語を並べたのでは、サイトの表現方法に限界があるというか、正しく表現できない場合もあると思うのです。



3-1. 大手ポータルサイトを覗いてみる



皆さん検索するときに使われていると思いますが、あの超大手ポータルサイトでもあるGoogleですが、知らない方はまずいないくらい利用されている巨大な会社です。しかし、そのGoogleでさえHTML文法を順守していないのです。GoogleのトップページURLを前出のgatewayでチェックしてみればわかりますが驚くほどの点数が表示されると思います。

インターネットを代表する巨大な企業であるGoogleに、HTMLに精通した人がいないはずがありませんし、それどころか一般人よりもズバ抜けた知識を持つ人間だけがいる頭脳集団でもあります。

それなのに、なぜHTML構文チェックで100点満点をたたき出せないのでしょう?

これには、きちんとした理由があるようでGoogleのマット・カッツ氏が、明かしています。




HTML文法に順守しない理由として主に2つあると説明されています。


1. 反応を軽くするため

1日に何億という検索を処理するので、コードのデータ量は少なければ少ないほど良いのです。
なくてもいいようなコードは入れないし、推奨されていない方法で色を指定することもあります。
文法を守ることよりも、処理を軽快にしてユーザーに早く検索結果を返すことを、優先しているわけです。


2. 互換性を保つため

Googleの場合、一般的なブラウザから、独特なテレビ用ブラウザ、モバイルブラウザなどあらゆるブラウザで利用できることようにしなければなりませんので、より多くのユーザーに不都合なく使えることを、重要視しているということになります。


また、マット・カッツ氏は、ビデオの途中で非常に重大な発言をしています。

“僕たちは、(W3C標準に)準拠しているからといって、ウェブページの順位を上げるようなことは何もしてない。ウェブにある大多数のページは、準拠してないからね”

思いもよらぬ検索サイト最大手でもあるGoogle上層部のお言葉です・・・・・



4-1. SEO的観点から考える


上のGoogleのマット・カッツ氏の言葉からもわかるように、SEO的に見ても仮に100点満点の文法準拠であっても検索順位に影響はないという事がはっきりしているように思えます。

ある意味ホッとする部分もありますが、逆に考えれば、バックリンク数などに大きく影響されると言われるページランクが検索順位に関係するのか?という不安も出てくるのですが、少なくとも私が運営している複数のサイトやブログにおいても、ページランク0であったとしても記事によっては上位に表示される事も多々ありますので、このへんは難しいところかと思います。



5-1. 実例による矛盾



先日、なにげに文法チェックを行ったときに比較的大きな原点対象となる項目があった為、指示どおりにその注意箇所を削除して修正した部分がありました(当ブログ以外です)





修正を終えた直後、点数を確認してみると大幅にプラスされていたので、まるで大掃除でもした後のようにスッキリした自己満足に浸っていたのですが、その3日後に、そのブログを購読してくれているブロガーさんから連絡が入り「もう3日もサイトが表示されないんだけど閉鎖しちゃったの?」なんて事を言われ、ハっと思いIEで確認してみると、ブログ自体が真っ白で全く表示されていない事がわかりました。

私としても、うかつに初歩的ミスで普段使っていないIEでの表示を怠った為に発見が遅れてしまったという凡ミスです。

まさかHTML文法から指摘された通りの修正を施して、このような結果になろうとは・・・・・よく確認をしなかった私が一番いけないのはわかるのですが、「開始style」が無いからと指摘されたものの、よく確認すると開始styleはきちんとあるのです。

結局、そのエラー箇所はそのままにし未だ減点されたままですが、他にもいくつか矛盾点があるのです。


下のコードを見てください、よくある某大手のアド広告ですので見慣れている方も多いと思います。
(***** の部分はあえて社名を伏せる為に付けました)
<script type="text/javascript"><!--
*****_ad_client = "pu*************";
/* 180x150, 作成済み 11/05/03 */
*****_ad_slot = "3177676095";
*****_ad_width = 180;
*****_ad_height = 150;
//-->
</script>
<script type="text/javascript"
src="http://pagead2.******yndication.com/pagead/show_ads.js">
</script>

このコード自体が・・・・・・・・

1: line 694: <script>〜</script> 内にコメントを書くと、本当にコメントとして扱われます。 

という風に、いわれの無いお叱りを受けてしまうのです。こればかりは私ではどうする事もできません。

このような事がいくつかの項目で注意を促されますので、何を信用すればいいの?という疑念がでます。



6-1. まとめ



私は、HTMLにしてもCSSにしても、定められた文法基準に準拠することは大切な事だとは思います。

いくら、大手サイト等が順守していないからと言っても、開始タグや終了タグが無かったりとかでも良いのかというと、それは問題外です。冒頭でも述べましたように人間が文章を作成する上での常識でもあり句読点の付け方とか、当たり前のことはあたりまえのように準拠する必要はあるのです。


しかし、たとえばh3タグの下にh2タグがあったとしても、きちんと読み上げをしてくれますし、別にimgにwidth,heightの属性を付与しなくとも、お叱りだけは受けますが、きちんと表示されますので、なにも100点満点でなくとも良いという事です。


文法に準拠することだけに拘る事により、サイトを訪問してくれたユーザーに対し動作が遅いとか不快な思いを与えるよりは、重大な障害の起きない範囲で文法に逆らうことをしても良いのではというのが私の勝手な考えでもあります。



この記事で書いてきた事は、あくまでも私が個人的な主観で思いついたことを書いたものであって、決して私の言っていることが正しいというわけではありません、もしかしたら私が大きな間違いをしているのかもしれません。個々によって考え方、捉え方はさまざまかと思いますが、一サイト運営者の戯言と思って見ていただけると幸いです。




Pocket

  • ほう、マットカッツがそんな事を。
    大変勉強になりました。
    グーグル+でシェアしておきますね。

Trackback URL


この記事を共有していただければ嬉しく思います。コメントもお待ちしておりますのでお気軽にどうぞ!
※ドメインを移行しましたら共有数が0にリセットされてしまいましたので、ご協力お願い致します。